2023年(令和5年)6月28日付官報において、「職業安定法施行規則の一部を改正する省令(厚生労働省令第89号)」が公布されました。
2024年4月より、労働者の募集や職業紹介事業者への求人の申込みの際、明示しなければならない労働条件が追加されます。
追加項目は次の3点となります。
- 従事すべき業務の変更の範囲
- 就業場所の変更の範囲
- 有期労働契約を更新する場合の基準
詳しくは厚生労働省パンフレットをご覧ください。
2023年(令和5年)6月28日付官報において、「職業安定法施行規則の一部を改正する省令(厚生労働省令第89号)」が公布されました。
2024年4月より、労働者の募集や職業紹介事業者への求人の申込みの際、明示しなければならない労働条件が追加されます。
追加項目は次の3点となります。
詳しくは厚生労働省パンフレットをご覧ください。
7月は、社会保険の「算定基礎届」や労働保険の「概算・確定保険料申告書」とともに、ハローワークに対する「高年齢者雇用状況等報告書」の提出月です。
定年や継続雇用については、会社、事業所において、就業規則の定めとは異なる運用が行われているケースもしばしば見受けられますが、「高年齢者雇用状況等報告書」では、運用の実態ではなく、「就業規則に定める条文」に基づく記入が求められていますので、ご注意ください。
中小企業に対しても、2023年5年4月1日から、月60時間を超える時間外労働に対する割増率が25%から50%に引き上げられました。
この割増率の変更ですが、社会保険の随時改定のきっかけとなる賃金変動に該当します。4月~6月を含む計算期間に月60時間を超える時間外労働が発生する場合はご注意ください(超えなければ気にする必要はありません)。
ご判断に迷われる場合はお近くの社会保険労務士か年金事務所までご相談ください。
川崎北支部 令和4年度第4回研修会
日時 令和5年2月7日 13時30分~16時40分
場所 川崎市生涯学習プラザ201会議室
研修参加者 46名(会場18名 オンライン28名)
「あなたの事務所は大丈夫? 知っておきたい社労士としての情報セキュリティ」
講師は社会保険労務士の堀川慎也氏。
個人情報の管理の必要性を、情報漏洩の結果がどのように周囲に影響し、場合によっては高額の損害賠償請求になる危険性について解説していただきました。
USBの取り扱い方や、windows7や8.1を使い続けることの危険性(Microsoft社のサポートが終了している)についても言及されました。
「予防法務社労士のススメ~社労士こそ予防法務の担い手~」
講師は弁護士、中小企業診断士の藤堂武久氏。
弁護士として、問題が大きくなる前に対応できることの大切さを痛感され、それが予防法務重視の視点になったことをご自身の経験から語っていただきました。
弁護士、中小企業診断士という肩書をお持ちですが、コーチングや人材育成等企業研修に注力されており、語り口は「紙芝居風」な軽妙でリズミカルなもので、とても親しみやすい印象でした。
今回の研修につきましては、講師の了解の基、動画を公開しておりますので、下記URLからご覧ください。
「あなたの事務所は大丈夫? 知っておきたい社労士としての情報セキュリティ」
「予防法務社労士のススメ~社労士こそ予防法務の担い手~」